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2010年9月27日 (月)

茅ヶ崎往還

いやー、ひさびさに走りましたよ。

暑いから、いろいろと家事や家仕事があるから、パンクしていたから、いろいろ言い訳はあります。

しかし、やっぱり心の中の「走りたい」気持ちが「疲れた」気持ちに勝てなかったのが一番大きいでしょう。

ここのところ仕事が少し一段落したので、「走りたい」気持ちがついに勝ちました。

行ってきました、茅ヶ崎往還。

実に、このとき以来。

なんと4ヶ月以上経ってしまいました。

最近、走るのがいつも久しぶりなのでいつもやられる。

そのやられっぷりをストーリーにすると、まるで

は○めの一歩みたい

なのである。

・スタート直後、様子見。

・徐々に圧倒し始める。楽勝ムード漂う。

・対戦相手の策略または必殺技により、一気に逆転される。K.O.寸前に。

・基本に立ち返り、地道に戦う。

・地道な戦いが功を奏し、反撃。

・ラストはきわどく勝利。

まったく、今回もこんな展開であった。

いや、K.O.負けだけはあってはならないんだけど。

さて、走り始めの話に戻る。

パンクも直して、空気圧をぱんぱんにして出発。

目標は大体80km以内とし、茅ヶ崎あたりでメーターみて折り返すか、と。

走り始めてすぐ、なんと

メーターが落下。

交差点でなにか落ちたなぁ、と思ったらメーターがないのである。

歩いて交差点まで戻り拾う。

今後はちゃんとメーターがロックされたか確認しないと、ね。

・スタート直後、様子見

 やっぱり久々に走るだけある。

 まず、アップが出来ていないので心拍がどんどんあがっていく。

 交差点で止まると心臓が痛い。

 脈拍を測ると・・・軽く150は超えてますな。

 私はどうも、最初の30分はA.T.値とかをはるかに超えた心拍になってしまう。

 心肺能力がたりないらしい。

 それでも、なんだかスピードに乗って、30数キロで突っ走る。

 追い風もさほど強いようには感じない。

 調子がいいのか?と勘違いしながら疾走。

 16号を離れて、逗子へ向かって山越え。

 たいした登りではない。じっくり、トルクをかけながら、トルクがかかり過ぎないようにシフトしながら登っていく。

 順調である。

 ほぼあっという間に逗子まで到着。

 

P1010013

 踏み切り待ち。

 ここで、いつもと違うルートを通ってみる。

 いつもは逗子駅北口を横須賀線に沿って、しばらく走ってから線路を渡って小坪の切り通しの方に向かう。

 今回は逗子海岸に出て、そこから海岸線を走っていこうとした。

 逗子駅から南下し、逗子海岸入り口の交差点。

 当初予定していたルートはほとんど歩行者しか通らないような道であることがわかる。

 ここから太陽の位置を参考に、南西方面に移動していたら・・・あれれ?

P1010014

ドコ?ココ。

どうも、マリーナ内に迷い込んだようだ。

迷ったとはいえ、景色がよいのでちょっと得した気分になって、西へ。

国道と合流すると・・・やっと海沿いの快適な道である。

海風を感じながら、びゅんびゅん飛ばす。

・徐々に圧倒して楽勝ムード漂う章

一歩的には、出だしの「こんなに強かったのか、一歩」

みたいな章である。

海の風景と日差しに元気になって、がんがん飛ばす。

程なく鎌倉・滑川交差点を通過。

江ノ島方面を目指して、気分のいい道が続く。

台風一過の今日は車も多く、海はサーファーでにぎわっている。

少々波しぶきを浴びながら疾走。

P1010016

ちょっと道端に寄ればこんな感じ。

ああ、自転車で走る海岸はなんて気持ちがいいのだ!!

と上機嫌に、ローディーを追いかける。

やがて、車の渋滞のため、2輪の追い越し渋滞が出来る。

P1010017

こんなに渋滞。

途中、白髪のビアンキ乗りに追いつく。

白髪とビアンキって、なんか古き良き時代のビアンキを知るヒト、みたいでいいな、と思ったら・・・ちゃんと、カーボンフレームでした。

今も現役の白髪ライダーだったらしい。

ふくらはぎは血管が浮き出るくらいの引き締まり方。

そのふくらはぎの血管の浮き出方は、ただ老齢なだけだと思っていたのに・・・この方、結構走るのである。

小動海岸あたりで2輪渋滞が解消し、このビアンキな方を追いかけるのだが、35~40km/hでがんがん行くのである。

 私も調子がよいのでそのまま追い続ける。

 あっという間に江ノ島まで到達し、白髪のビアンキ氏は江ノ島方面に去っていた。

 一人旅が始まる。

 しかし、私の絶好調は止まらない。

 ほとんど変わらないペースで進み、やがて茅ヶ崎・サザンビーチまでたどり着いてしまうのである。

 往路、アベレージ約25km/h。上り坂含む。

 「いやー、無風だし、天気いいし、キモチイイネ」

 このとき気がつくべきだった。

 なぜ、35~40km/hも出ていながらほぼ無風と感じたのかを。

 いや、気がついていたけど無視していた。

 サザンビーチで一休み。

P1010020

お決まり。

P1010022

サーファーも、見ていると面白そうである。自分はやらないのだが

・一気に形勢逆転され、K.O.寸前になる章

 時間はまだ11時。

 昼飯を江ノ島か、鎌倉で食べようと出発。

 しかし、ここで対戦相手たる「道」の猛攻が始まるのである。

 「これが・・・アゲンスト(向かい風)か!!」

 「まさか・・・コレほどとは!!」

 漕いでも漕いでも30km/hを上回ることはない。

 むしろ、油断すると25km/hを下回る。

 途中、ローディーの背後に隠れて、風から逃れようとするも、

 40km/hオーバーで逃げられた。

 ううーむ。

 向かい風は、車種に関わらず均等に負荷として襲ってくるはずなんだけどなぁ。

 これは、ロードだから、とかではなくて乗り手をほめることにする。

・基本に立ち返り、反撃していくの章

 その後も続く、向かい風との戦い。

 自分自身の足の売り切れもあって、なかなか進まない。

 空腹も重なって、K.O.寸前である。

 こんなときは・・・

 「基本じゃ!」

 どこかでささやいているのである。

 「苦しい時こそ、定トルク・定回転で、常に円運動を意識せよ!

 さすればおのずと道は開ける!」

 と、会長・・・じゃない。脳内のもう一人の自分は語るわけである。

 こんなときはメーターや他のローディーと戦ってはいけない。

 じっくり、踏む、ではなく回し続ける。

 我慢の時間が続く。

 基本的に自転車は我慢のスポーツだと、私は思う。

 飽きようが疲れようが、延々耐えつつペダルを回転させれば、距離という結果がついてくるのである。

 なるべくであれば、「耐える」ペダリングの時間よりも「進む楽しさ」を意識できる時間が多いほうがよいのだが、そうはいかない時間帯も多々ある。

 大体の場合、「耐える」なんて意識すると、踏み足に頼りがちになってしまいだめなので、つらくても回転を意識し続けねばならない。

 そして、なるべく前を向くこと。肺を開いて、大きく空気を吸い込むこと。

 いずれも「基本」なのだが、苦しい時ほど実戦できない。

 なので、苦しい時ほど意識するように習慣付ける必要があるのである。・・・と、勝手に思っている。

疲労と空腹の中、無事鎌倉にたどり着く。

個人的に、モスバーガーと双璧を成す「うまいけど高い」バーガー屋だと思っている、フレッシュネスバーガーで一息。

コーヒーといい、バーガーといい絶品。

しばらく、アイスコーヒーの余韻に浸りながらのんびりし、帰路につく。

・ 基本が功を奏す?章

3方を山に囲まれた、守りの堅さで最初の幕府の地に選ばれた、鎌倉。

(もちろん、それだけではないだろうが)

当然、抜けるときも坂である。

ここから三浦半島の付け根を山越えする。

基本に立ち返って、定トルク・定回転のギヤを選んで登っていく。

決して速くない。しかし、確実に前に進むことが大切。

私は登りが好きなのだが、最近は登りとの付き合い方が変わってきた。

かつては、「負けない自分を確認する場」だったのだが、

今は「とっくに負けている自分を認識し、そのなかでどうやりぬくか考えていく場」

となっている。情けないのだが、どちらにしても自分と向き合う時間が好きである。

心が折れないよう、無理をせぬよう。

少々右モモの違和感を感じるが、踏み足での消耗を出来るだけ避けて、じわじわ登る。

我慢の時間が続く。

それでも、まだこの道は易しい。

しばらく耐えていれば、下り坂がやってきた。

下りきれば、あとはほぼ平地である。

いつも通り、この行程で最大の難所である家の前の坂(情けない)を超えてゴール。

復路も含めて、アベレージ23km/h。

復路のペースはがっくり下がったように思ったが、海岸線の信号ストップの少なさからかそこそこいい記録である。

・・・が、内容的には情けない結果だ。

最近涼しいことだし、また時間を作っては走りたいものである。

さて、エピローグ。

月曜、会社にいくと・・・

「あれ、お前、昨日江ノ島あたりを走ってなかった??」

・・・。

会社の事業部長に、帰路のヨレヨレ状態を見られてました。

不覚・・・。

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コメント

4ヶ月振りで、この走行距離ですか!
私も走り鍛えないと駄目です(反省)
継続力のnakaji氏を見習わないといけませんね。

投稿: MATSU | 2010年9月28日 (火) 22時15分

実際、走ったのは70kmたらずでした。
ほぼ平地なので、これでへばっていてはいけないです。
かつては合宿荷物付きの状態で山越え1000m up 100km以上走っていたので、今はもう、残骸です。
nakaji氏ぐらい継続していれば、結構いけるのでしょうが、今の私は・・・。

でも、それでも続けるのが大切かと思いますので、MATSUさんも時間を見つけて走ってこれたらレポート聞かせてください。・・・どこに書くんだろ??

投稿: はりねずみ | 2010年9月28日 (火) 22時37分

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