« ウイルス。 | トップページ | 横浜BLITZに行ってきました。 »

2008年2月 5日 (火)

ペダリング論

このページ、自転車がメインのページの癖にここまで自転車ネタが出ていませんでした。
まあ、冬なので冬眠中ってことで。

ところが、nakaji氏がペダリングに思い悩むからちょっと私流のペダリングについて一言書こうと思う。

まぁ、ペダリングは人によって千差万別で「これが最良」なんてものは無いし、陸上をやっていた人に言わせれば、短距離走のフォームだってその人のその時の筋力や元々持っている資質によって変わる。

他のスポーツでも、たとえばイチロー氏のフォームをコピーして打席に立てば誰でもヒットを量産できるわけではないし、タイガーウッズ氏のフォームを真似すればスコアが上がるわけでもない。

同様にペダリングも、と私は思うのである。
マルコ・パンターニ氏のペダリングが出来るか?といえば、真似もできないし、本人自身調子が悪いと集団についていくことすら精一杯だったではないか。

そんなふうに思う私ではあるが、一応私の心がけていることを書いてみる。
私もろくに走れたほうではないが。

・シッティング ~平地走
平地、しかも流しているときに意識しているのは「定トルク」と「スムーズな回転」である。
まずは「スムーズな回転」について述べていく。
「スムーズ」とはどういうことか。
当然、引っかかりなくギクシャクしていない様である。
足の回転がクランク半径と同じか少し大きいぐらいの半径で回っていること、である。

ためしに仰向けになって、腰を上げて空中でペダルを漕ぐ動作をしてみる。もちろんスムーズに回転できるだろう。これをサドルに座った状態でやるだけのことである。
引き足、というよりは自分自身の足を持ち上げているだけである。
大体成人男子であれば自分自身の足も5kg以上あると思う。これを足自体で持ち上げるのか、もう片方のペダルに乗せた足で持ち上げるのか、そこが問題なのである。
当然、もう片方のペダルに乗せた足で持ち上げたほうが抵抗が大きい。

引き足を意識して無理に持ち上げたり足の甲に靴の圧力を感じるほどひく必要は無いのではないか、と思っている。

ためしに練習として、SPDを片足はずして残りの片足で走ってみる。ギクシャクせずにまわせるだろうか。
引き足というより回転を強く意識しないときれいに回らないはず。
それは両足でペダリングしていても同じことなのでこれを繰り返しできるよう練習する。
ギクシャクしなくなったら合格。逆の足もできるかどうかやってみる。
(事故らないように・・・。あと、ローラー台だと難しい。慣性<負荷なので)

世間の本では「12時から3時、4時まで力を入れ後は惰性で」などいろいろ書いてあるが、私は平地で流しているときは特にそう意識していない。意識しなくても、なんとなくその角度に力が入っているものだから。

ところで「定トルク」は決して「定回転」ではない。
先頭で走る場合は「定回転」=「定トルク」となるギヤを選ぶ必要があるが、人の後ろに付く場合は疲れないトルクであれば回転数を落として走っている。
無理に定回転を維持しようとしても、自転車本体のペダル回転ロスがあるはずなのである程度トルクが低くなっていればむしろ回転数が低くても疲れないことが多い。

・シッティング ~力走
平地のシッティングでも、力をいれて走ると走り方が変わってくる。
ペダルの角度で言うと11時~3時を意識するようになる。
ここでポイントは11時から12時。
なんとなく「足を前に運ぶ感じ」なのである。
このとき、ハンドルをやや前に押す感じになり、腰の位置は多少後ろに下がる。
一方、上体は前輪にかぶせるような格好になる。
走っている最中に車のショウウィンドウに写る自分を見ると腰の角度がサドルから前に大きくかぶさっているはず。
自転車雑誌で言う「腰を入れて」とか「腰をかぶせて」ってやつである。

クランク角度3時から下は「靴の底についたガムをすり落とす感じ」。
ある意味、普通に自分の足で走っているときに近い。

6時から先は、「クランク半径が一回り大きくなったイメージ」。
大きく回すつもりになることで、滑らかに引き足を使える・・・はず。

通常の平地走に比べると腰が入っていて、クランク半径が一回り大きくなったイメージで漕ぐ感じで漕いでいる。

・シッティング ~登り坂
登りになるととたんに回転数が低下する。
平地では90rpmまわせても登りではまわしにくいし、同じ90rpmでもトルクが上昇しているはず。

ここでは大体、平地の力走と同じ形で漕いでいるか、あるいは息が苦しいようであれば上半身を起こして肩を大きく開き、呼吸しやすい形にして登る。

マウンテンバイクの場合、一回転の中で定回転定トルクを意識しないと後輪が空回りして登れないなんて経験をした人は多いはず。

時折ダンシングを含めることで、使う筋肉が変わる上に尻で滞留した血液が流れていくので足のリフレッシュになる。

・ダンシング ~回復用
平地、登りともずーっとシッティングではケツ痛いし、登りの最中であれば時折足のリフレッシュが必要。
そんなときにこの回復用ダンシングを入れる。

重心をほぼBBの真上にし、体重を漕ぎ足に乗せるイメージ。
このとき、重心のセンターと自転車のセンターが一致していないとふらついて距離をロスするし効率が悪い。
マウンテンバイクの登りであれば多少重心を後ろにずらすこともあるが、重心を強く意識することに変わりはない。重心と自転車のセンターを強く意識すると下りもうまくなるし、ね。

・ダンシング ~ダッシュ
ダンシングでダッシュというとどうしても踏み込みを意識するのが普通だと思うが、一気に加速する場合は逆足のペダルを引くことも意識したほうが加速が速い。
先ほど、平地では「引き足を意識して無理に持ち上げたり・・・・」と書いたが、ダッシュする場合は無理矢理ひきつけることもある。・・・ペダルが外れない程度に。
でも、情けないことに引き足を頑張りすぎて足が攣ることがある。私の場合。

その他、各こぎ方で使う筋肉が違うので時々こぎ方を変えてリフレッシュしていくと良いかと思います。

・・・・と、いろいろ書いたけど、私は右にくらべ左足の力がちゃんと入っていないという弱点を持っているし、サドルの位置が後ろ過ぎるフォームだし、そもそもペダリング技術よりも練習量の方が効いてくるので私もよくヤラレているし、私の思い込みなので間違いもいっぱいあるだろうし・・・

むしろアドバイスのある方、コメントください。
(えらそうにいろいろ書いたくせにいきなり弱気)

|

« ウイルス。 | トップページ | 横浜BLITZに行ってきました。 »

自転車」カテゴリの記事

コメント

どうもです。個人に向けたような内容を、ありがとう(笑)。

結構雑誌に書いてあったことと似てる感じだね。これまでずっと筋肉の使い方なんかを意識した事なかったので、試行錯誤が続いております。

投稿: nakaji | 2008年2月 7日 (木) 17時48分

いや、個人というか、自転車ページなのにまったく自転車のこと書いてなかったので書いてみた。たまたまタイトル見て訪れる人のためでもある。

まあ、自分自身雑誌を参考に煮詰めているので同じかもね。

雑誌にはあまり書いていないかもしれないけど、

「回転力」は鍛えるものである、と私は思う。

今は私自身鍛えあがっていないのでちゃんとまわせていないのだが、最盛期は100rpm以上を一日回せた。
鍛える、とは、まわすための筋肉然り、感覚然り。

時折走っている最中にその感覚を思い出すのだが、見事に足がついてこない・・・。

しかし、nakajiの回転力が鍛えあがったら確実にヤラれるな・・・俺。

投稿: はりねずみ | 2008年2月 8日 (金) 23時29分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ペダリング論:

« ウイルス。 | トップページ | 横浜BLITZに行ってきました。 »