日付が過ぎていくのは早いものだ、と。
もう掲載開始から2ヶ月が経とうと・・・ってそっちじゃない。
もうこの旅行も最終日なのです。
当初はどこかの日に
「アリゾナのクレーターを見よう」
とか
「サワロサボテンを見にいこう」
とか言っていたのですが、すっかりセドナの岩山とトレイルに魅了され毎日セドナハイクになってしまった今回の旅行。
さてこの旅行中に、コッコロ・ニーノはペットシッターさんに世話をしてもらったわけですが。
そのペットシッターさんとはメールでやり取りしています。
このブライヤーパッチインでは、officeの有る棟に無線LANが設置されていて、誰でも接続できるようになっている。
さて、今日のコッコロニーノはどうしたかな・・・と。
「なぜか、閉めていたはずの寝室の戸が開いていました。
2匹とも見当たりません。
寝室の中だとしたら、私には探せません。」
・・・。
また開けやがった・・・!!
コッコロは以前、寝室の扉を開ける姿を目撃されています。
ドアノブに飛びついて、開けてしまうのです。
先日の日記の通り、また「ちー」されてしまうのだろうか・・・!!
とても家の状況が心配になってきた。
ちょっと心配になった朝ですが、チェックアウトに向けていろいろあるので朝食後フロントに。
この日はもうトレイルは歩かないだろう・・・と、ぴよぴよがインドネシアの民族服・・・アオザイみたいな・・・?、ワンピースを着てフロントに顔を出したものだから、珍しがられ、カワイイカワイイと褒められる。
森の中のフロント。
今回は、ここですぐにチェックアウトではなくて翌朝2時にチェックアウトなのです。
そのため、チェックアウト前日からチェックアウト方法について打ち合わせる必要があったわけです。
たどたどしいながらも会話して、絵葉書用のスタンプ買って、チェックアウト方法について話をしたりして。
さて、今日は車を5時までに返却せねばならない。
それまでに今日しようとしていること。
買い物。
まあ、お土産購入ですね。
セドナ市街に下りていく間に、いつも通過している展望台がある。
ミドレイ・ブリッジの展望台である。
ブライヤーパッチインの隣を流れるオーククリークの下流で、この部分ではかなり深い峡谷になっている。
ここから下まで降りるトレイルもあるようだが、今日はパス。
セドナの街に入り、これまで何度となく通った、バーシャス、フロンティアなどのスーパーへ行ったり、アップタウンのこれまで何度か行った店にもう一度顔を出したりする。
アメリカ製革ジャンがほしかったり。
「Take A HIKE!」って大きく書かれた赤土色のTシャツがほしかったり。
セドナ産やココペリのラベルのワインがほしかったり。
各自いろいろ買いだして、宿に一旦もどる。
ゆっくりと昼食をとり、午後は車を返しにいく。
母は残って、「晩御飯の準備しているから」と。
レンタカーを返す前には、やっぱり給油。
NANAさん紹介の「セドナで一番安いガソリンスタンド」へ。
アメリカのガソリンスタンドは大体がセルフ方式である。
クレジットカードを通して、給油するスタイルがほとんどなのだが。
カードを受け付けてもらえない。
よくよく見ると、プリペイドカード専用。
そうか、だから安いのか。
現金払いも出来るようなのでそちらを選択。
ガボカボとガソリンを飲むこの車、満タンまで20ガロンぐらい一気に給油してしまった。
20ガロンって・・・80リットル近いんだけど???
やはりアメ車は大食いである。
重くて、ドアを閉めるときになぞの警告音が鳴って、どんどん右に曲がっていく、ちょっとイマイチな車だったがこれは決してレンタカー屋が悪いわけじゃない。
日本車がすばらしすぎるのだ、ということにしておく。
そんなイマイチな車だったがもうすぐお別れとなると寂しいものだ。
レンタカー屋はセドナ空港のすぐそば。
エアポート・ビスタからの眺めを満喫しながら、少々名残惜しくなる。
ああ、終わっちゃうんだなぁ・・・と。
ほどなくしてレンタカーを返却。
空港の飛行機とパチリとして、レンタカー屋のママさんとホテルまで戻る。
・・・って、
今まで乗っていた車で帰るのか。
このレンタカー屋で一番大きい車なのか・・・。
「どう、楽しかった?どこに行ったの?」
「グランドキャニオンと、セドナのトレイルに行きました。すごく楽しかったです。」
「スライドロックは行った?」
「行かなかったです。でも、レッドロッククロッシングに2回行きました。
とても気に入りました。」
「そう、今度来たときはスライドロックに行くといいわよ、私は子供とよく行くの。」
「お姉さんはセドナの出身なんですか?」
「私はアラスカ出身なの。ダンナと一緒にセドナに来たの」
・・・
などなど、しばらくおしゃべりしながらあっという間に宿に戻る。
「じゃあね、バイバイ」
・
・
・
あああーっ!
わすれものーっ!
必死で走って、バンに追いつく。
ぴよぴよが車に乗るときに常に使用している、腰当クッションを忘れてしまったのであった。
これが無いと帰りの飛行機が大変。
笑われながら、もう一度挨拶して別れた。
部屋に戻ると早めの晩御飯の準備が大体出来ていた。
後はパスタをゆでるだけ。
まだ明るい晩御飯。
しかし、冷蔵庫にいっぱい残っていたワインをあけるべく「努力」する。
適当に作ったパスタ、以前の冷凍食品の残りを使ったのだがこれがどうもベタベタしてしまっていて少々失敗。
父、のどに詰まらせてもがく。
ごめん、それ仕上げたの俺だわ。
「そばを作るときに水で締めるように、パスタもゆで汁からあげたらお湯でゆで汁を落としたほうがくっつかなくていいかもね」
などと、正しいかどうかわからない会話をしながら酔っ払う。
日も暮れてきたので花火決行。
内緒で線香花火を日本から持参していたのである。
酔っ払っているせいか、それともアリゾナの気候のせいか、線香花火の玉はすぐに落ちてしまう。
なかなか最後まで達成できない。
日が暮れてあまり時間が経っていない・・・とはいっても9時ぐらいにはなっているのである。
翌朝3時にはピックアップがきてしまうことを考えると、そろそろ寝なくてはいけない。
ここで気になるコッコロ通信。
「今日も寝室のドアが開いていました。
前日、2匹が寝室の外にいるのを確認して閉めておいたのですがなぜかあいていました。」
ううむ・・・もう考えるのはやめよう・・・。
消灯し、あっさり寝る。
・・・2時。
目覚ましの音で起きる。
ほかのヒトの出発準備の音が聞こえてきた。
が、ワタシはあらかた準備が終わっていて、ズボンをはきかえる程度だ。
もう一眠りする。
15分もすると、ピックアップの方が到着しているとの話を聞く。
起き上がって、準備を終わらせて車に荷物を積み込む。
車に乗ってしばらくは起きていたのだが世間は真夜中。
明け方のサワロサボテンを見よう、と思っていたもののみごと撃沈。
空港に5時ごろ到着したが・・・まだ世間は暗く、サボテンは見えなかった。
乗り込み前に確認。
「日本を出るときに、窓口のところで荷物を預けるとTSAロックでも破壊されるって聞きましたが、こちらではどうですか?」
「うーん、半年くらい前まではそういう事故もあったみたいですが、今は聞かないですね」
というわけで、安心して預ける。
さて、ここでトラブル発生。
どうも今回は飛行機運がない。
乗り換えの成田行きのチケットが発券できないらしいのだ。
原因は機材の調達が遅れ、座席が決まっていないせいだという。
仕方なくフェニックスを後にし、サンフランシスコ空港で発券を試みることにする。
サンフランシスコ着。
ディスプレイで自分たちの乗る便を確認すると、とりあえずゲートは決まっている様子。
ゲートに移動してみる。
しかし、そこには係員は不在で、チケット発券はできなそうだ。
ゲートで発券できないとなると、以前のようにインフォメーションセンターなどに移動すれば発券できるのではないかと思い移動。
途中、搭乗航空会社のラウンジを発見。
一応いってみよう、とラウンジの案内人にチケット発券をお願いしてみる。
・・・と、とりあえずワタシの分は発券してもらえた。が、
「あとはゲートのところで発券してもらってくれ」
と態度が変化。
まあ、ファーストクラスの乗客じゃないから当然といえば当然か。
ゲートに戻るが、まだ係員はいない。
それであれば、別のターミナルだが前回利用したチケットセンターまで移動してみることにした。
10分くらい歩いただろうか。
前回、ばたばたしたチケットセンター周辺についた。
ここには自動チェックイン機もある。
さっそく自動チェックインを試みると・・・あっさり発券できた。
よろこんでゲートに戻ると、係員が到着したらしい。
我々と同じようにチケットが発券できなかった乗客が行列していた。
チケットセンターまで移動して正解であった。
買い物を30分くらいしてもどってくると・・・
あれ?さっき、ゲート係員行列の先頭にいたおばちゃんがまだ話をしている。
というより、クレームをつけている。
どうやら行列が長いというよりこのおばちゃんがトラブルを起こしていたらしい。
なんにしても、チケットセンターまで移動して正解であった。
戻ってからも前回の反省から、しょっちゅうゲートナンバーを確認する。
必要以上に。
無事飛び立った帰りの飛行機は穏やかに、ぐっすり眠ることができました。
日本到着。
ああ、ずっと座っているのも疲れるなぁと手荷物預かりで伸びをしながら待つ。
やがて各自の手荷物が戻ってくる。
あれ?錠がない?
なにもスーツケース破壊して錠をとらなくても・・・。
TSAロックつけていたのに、ほかのみんなもつけていたのに一人だけ破壊されました。
TSAのホームページに出ている錠だったのに・・・。
文句が言いたかったが、そこにいる係員は日本の係員であって、文句を言う相手はアメリカの空港の係員である。ここでぶうぶう言っても意味がない。
仕方なく引き下がる。
バスに乗って帰宅。
さて、コッコロニーノは元気にしているかな?
扉を開けると、やはり寝室の扉が開いている。
寝室では・・・ベッドの上で横になって、こっちを見ている2匹。
こちらの存在に気がつくと、特にコッコロが
「にゃ~わ、にゃ~わ」
と、ぴよぴよのそばで鳴き続けている。
おお、さびしかったんだね。そうかそうか。
寝室に粗相した様子はなく、どうやら私たちを探しに入り込んだ様子。
家庭内ノラかと思っていたが、飼い主がいないとそれなりにさびしいらしい。
最後はネコネタで締めになってしまったが、長いようで短かった今回の旅行。
これまでにない、海外で車を運転する、という楽しみを見つけた旅でもあり、多少ならば英語のやり取りも出来ると自信を持てた旅でもあった。
また、こうした旅行をしてみたいものだが、次は何年後になることやら・・・。
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