2009年11月15日 (日)

スキーブーツ買っちゃいました。

ワタシは足幅が太い。

そのせいで、靴ではいつも大変苦労する。

足の長さ自体はたいしたことないのだが、幅がやたら広いせいで大体27とか27.5位の靴を履いている。

スキーブーツでも同じことで、幅広の靴を求めて買った最初の靴。
当初は特に問題を感じなかった。

しかし、上達していくにしたがってブーツをより締めこまないといけないことに気が付く。
締めこまないと板が遊んでしまう、ということにやっと気が付いたのである。

さて、締めこんで滑ってみると、今までよりもずっと楽に板を操作できるようになった。
小さなギャップに吹っ飛ばされることもなくなった。
上達へのステップアップができたといえるだろう。

しかし、締めこんでしまうとどうも右足の内側がきつい。
どうにも血が通わないくらいきつい。

インソールを入れたりとかして調節したりしたが、やはりあわない。
血が通う範囲で、なんとか板がふらふらしないような範囲で調整していたこれまでのシーズン。

そうこうしている間に7年目を迎えたブーツ。
いい加減、買い換えようかと思い立ってみた。

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2009年10月13日 (火)

ラーメンを作ってみる。

かぜ引いちゃったらしい。
どうも微熱が出て、頭がいたい。
というわけで一日引きこもりでした。

さて、ぴよぴよのブログで公開されていたあごだしたちですが、昨日日中、さすがにこれだけ干しておくと匂いがするなぁ・・・と思っていたら、

既に大鍋一杯分出汁とり始めていた。

ぴよぴよによると、猫たちに献上できない半端物が多数あったので早速煮込んだとのこと。

しかし、いきなり鍋一杯分とらなくても・・・。

とりあえず、一通り出汁のとれたところで、ガラを捨ててだし汁だけで一日冷蔵庫でおいておきました。

「出汁で、何作ろう?」
「そうだなぁ、蕎麦とかうどんに使うのが一般的かな、あとは他にもいろいろ煮込んでラーメンのスープ作るとか??」

とりあえずその場はうどんにしようか、という流れに。

さてさて、明けて本日ですが、冒頭の通り風邪ひいて休んでしまいました。

一日寝ているだけというのは少々暇なので、夕食のラーメン作りに励んでみました。

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2009年10月12日 (月)

カルディナのスピーカー交換と、ロードノイズ対策と・・・

長々と更新していない間、いろいろあった、かというと

ネタがなかったんです。

会社と家の往復では、とてもネタはできません。
胃袋も回復して、いきなり全開で働いておりました。

さてさて、今回のお題。

土曜日に一人で車で流していると、どうも
・ロードノイズが以前に比べてうるさくなった
・なんかオーディオの音質が悪い
と思ったら・・・後者はすぐに理由が判明。

左フロントスピーカーがツイーター以外死んでる。

左フロントのスピーカーはコアキシャル。
ネットワークがついているわけではないので、ウーファーもツイーターも全域鳴らしのはずです。しかし、ウーファーから音がしなくて、ツイーターのシャキシャキ音だけが鳴っている状態でした。そりゃ、音が悪いよな。

日曜日、朝から分解してみるとスピーカー単体故障であることが判明。
早速近所のお店に走ります。

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2009年9月 1日 (火)

胃カメラ体験記

胃カメラを初体験してしまいました。

盆休み明けから猛ダッシュで始まってしまった仕事。
どうにも毎日午前様の生活である。

これまではこのような生活に陥ると
「ともかくスタミナ!!」
と食べまくって体を維持していたのだが、さすがに少々太った。

そこで、休み明けからは夕方に菓子パンを食べるのをやめて、家に帰るまで間食をしないようにしていた。

そんなある月曜の夜。
帰り道、もう胃が痛いぐらい空腹。
家に帰るとぴよぴよがカレーを作って待っていてくれた。

ありがたやありがたや・・・と、ビールで乾杯しながらおいしくいただいていた直後、事件は起こった。

猛烈な腹痛に見舞われたのである。

その後、ほぼ朝まで吐き続けた。
あまりの胃の痛さに救急車を呼ぼうかと思ったが、深夜だし、近所迷惑になるといけないのでなんとか踏みとどまった。

(念のため、カレーが悪くなっていたせいではない。
明らかに自分自身の体調によるものだ。)

翌朝、ほとんど寝ていない腹痛状態のワタシは医者へ。
診察の結果、
「胃潰瘍の可能性があります。出来るだけ早く胃カメラで診察しましょう。」
とのこと。

えええ・・・
胃潰瘍になってしまうこと自体がストレスで胃潰瘍になりそう。
そんなにヤワだったのか???

胃カメラは最短で予約しても翌週の月曜。
胃カメラ診断までの間、なるべく休暇を取り投薬治療を続けた。

投薬治療中は、あまり症状は出ず、『胃潰瘍ではないかな?』とは思っていたものの結果が出ないと安心はできない。

そして、胃カメラの日。

もちろん前日の夜から胃カメラを飲むまで、食事はしてはならない。
胃酸がでる。ちょっと痛い。

診察室に入ると看護師さんが
「全身麻酔を打つ方法とのどの周辺だけ麻酔する方法がありますけどどっちにします?」
と聞く。

ワタシは針がキライであること、全身麻酔するとしばらく身動きが取れないことを考え、のどだけの麻酔を選択。
こっちのほうが患者としては難易度が高いそうな。

のどの麻酔は注射ではなく、ゼリー状のもの。
「まず、胃酸の泡を消す薬を飲んでもらって、次に麻酔のゼリーを口の中に入れてください。」

胃酸の泡を消す薬は非常にちいさな紙コップで出てきた。
イソジン一回分程度か。すぐに飲み干す。
あまり味がしない。

つづいて、ゼリー。
「このゼリーをのどのあたりにためて、5分くらい我慢してください。」
歯医者の麻酔の味がするゼリー。
そういえば、ワタシは歯医者の麻酔が効きにくい。
そんな話を一応して、でも大丈夫だと言い聞かせられてしばらく仰向けのままゼリーと戦う。

あ。ちょっとのんじゃった。

・・・口に入れるものだし、ちょっとくらい飲んでも平気だよね???

五分経過。
「じゃあ、ゼリーをそのまま飲み込んでください。」
・・・飲んでもよかったのか。安心した。

のどを麻痺ざせるというからてっきりしゃべれなくなるのかと思ったがぜんぜん平気。むしろなにも変わっていない感がある。

しばらくすると先生登場。

「薬なし?」
ワタシの顔を見るなり言う。少々いやな顔をされたような気がするがマスクの向こうなので分からない。

横になって、体制を作っていると胃カメラの機器が見える。
たぶん、あの長い管がのどに入ってくだろうと伺える。
太さは小指の先ぐらいか。直径1cmってところ。

マウスピースをつけて、いよいよ胃カメラ検診の始まりである。
部屋を暗くして、先生が胃カメラを構える。

Photo

その先端のチカチカしてるヤツは何すか???
(注:word図。)

クリスマスツリーのごとく、3色のLEDが点滅する。
光の3原色なんだろう、胃の中の照明用だろうとは推測できるのだが・・・
なにも、チカチカ点滅しなくても・・・。

ここからがつらかった。
麻酔があまり効いてないのか?
のどに入ると
「うげぇぇぇ」
と、反応してしまう。
胃の中にはなにもないので吐くことはないのだが、どうにもうげうげ言い続ける。
涙がでてきた。涙でなにも見えない。
たぶん写真でも撮っているのだろう。
胃カメラを操作する様子は伺える。

診察は結構短い時間で終わり、一旦待合室へ。

再度診察室へ呼ばれ、
「はい、なんともないですね。
 ただの胃炎でしょう。
 だめになった日は、なにかあったの?」

事情を説明すると、
「それ(空腹時間が長いこと)が原因だね。
 じゃあ、薬を変えるから。」

その後薬の説明だけされて帰されそうになり、一応日ごろ注意することを聞いてみた。

・睡眠時間を十分とること
・空腹時間が長くなりすぎないようにすること。
 どうしてもそうなってしまう場合は途中で乳製品を取ること
・すきっ腹に強い酒を飲まないこと。
 
ビールは可だが日本酒は不可。
 
(よかった、ビールはセーフ!!)

現在はリハビリ中みたいな状態でしばらくハードに飲むわけには行かないのですが、深刻な状態じゃなくてよかったです。

皆さんも気をつけてください。

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2009年8月27日 (木)

周辺機器が故障しまくった。

アリゾナ日記している間にいろいろ故障しました。

①マウス
 ロジクール製、ワイヤレスキーボード&マウス。
 こんなの
 CORDLESS DESKTOP 710LX LASER。
 ワイヤレス、レーザーマウス、しかも5ボタン。
 ホイールを横倒しすると横スクロールできる優れもの。
 通信距離は2m程度で、リビングで使える仕様。

 ・・・で、そのうち、マウスだけ故障。
 しかも、縦スクロールだけ効いたり効かなかったり。

 当初、ワイヤレスゆえ混信かと思い別のPCにインストールしてみた。
 ・・・現象移行。
 マウスとともに故障がついてくるようだ。

 そこで保証書をみながらサポートセンターに電話。
 保証書を見てからびっくりしたのだが、ハードは保障期限5年である。
 これはびっくり。5年も同じマウス使ったことないや。

 さて、電話の方は。
 現象説明して、別のPCでも動作不良である旨を伝えると、あっさり

 「それでは新品送付しますから、住所書いてFAXしてください。」

 あっさりすぎやろ・・・。
 しかし、よい対応と言えるだろう。

 数日後届いたものは。

 キーボード+マウスの新品パッケージごと。

 マウスだけでいいのに・・・。
 キーボードはなんにも悪くないのに・・・。
 ご丁寧にドライバまで入っている・・・。

 それじゃあ、このあまったキーボードを会社PCにインストールしちゃおうかな?とか企てていると・・・同封された文書には。
 故障品を下記住所に返却ください。
 なお、返送費用はお客様負担でお願いします。

 返送費とるのか・・・。
 下手すると新品マウスが買えるぞ・・・。

 何はともあれ、絶好調に復活しました。
 保証書は取っておくものですね。

②無線LANの子機
 アリゾナに行くちょっと前にリビングのPCに使っていた無線LANを親機共々更新した。
 これまで10Mだったものを一気に300Mなんてやつにした。
 こんなの・・・WHR-G300N/U。子機つき。

 いやー、快適快適。
 ノートPCも元々54Mまでいけるものを10Mの親機につないでいたので、ネットワークハードディスクとのアクセスががぜん快適になりました。
 もちろんリビングPCも絶好調。

 ところが、アリゾナから戻ったら絶不調。
 つながることはつながるのだがすぐ切れる。
 マウスといい、無線LANといいコッコロニーノの八つ当たり対象になっていたのではないかと思ってしまう・・・・が、外傷はない。

 いろいろ試したがどうにも復帰しない。 
 これも、サービスセンターに電話かな・・・と。

 サービスセンターの人に一通りやったことを説明。
 いろいろと質問されるが、こちらもサービスセンターのマニュアルに書いてありそうなことは一通りやっている。
 「うーん・・・」
 しばらくサービスセンターの人が悩んだ末に、
 「クライアントマネージャーを削除してもらえませんか?」
 ええ?
 これって、言わばバッファローの無線LANドライバみたいなもんじゃないの???
 (正しくは接続管理ツールみたいなものか。ドライバは別にあるし。)

 指示に従い、アンインストール。
 WINDOWS標準無線LAN接続ツールで接続を試みる。

 あ。
 できた。

 「特に問題がなければ、そのままお使いください」
 いや、こっちはいいけどさ・・・。
 じゃあ、このソフトって一体なんのためにあるのさ???

なにはともあれ、どちらも正常復帰してとても快適なPC環境に戻りました。 

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2009年8月26日 (水)

赤い岩の郷(くに) ~アリゾナ旅行記 最終日

日付が過ぎていくのは早いものだ、と。
もう掲載開始から2ヶ月が経とうと・・・ってそっちじゃない。
もうこの旅行も最終日なのです。

当初はどこかの日に
「アリゾナのクレーターを見よう」
とか
「サワロサボテンを見にいこう」
とか言っていたのですが、すっかりセドナの岩山とトレイルに魅了され毎日セドナハイクになってしまった今回の旅行。

さてこの旅行中に、コッコロ・ニーノはペットシッターさんに世話をしてもらったわけですが。

そのペットシッターさんとはメールでやり取りしています。
このブライヤーパッチインでは、officeの有る棟に無線LANが設置されていて、誰でも接続できるようになっている。

さて、今日のコッコロニーノはどうしたかな・・・と。

「なぜか、閉めていたはずの寝室の戸が開いていました。
2匹とも見当たりません。
寝室の中だとしたら、私には探せません。」

・・・。
また開けやがった・・・!!

コッコロは以前、寝室の扉を開ける姿を目撃されています。
ドアノブに飛びついて、開けてしまうのです。

先日の日記の通り、また「ちー」されてしまうのだろうか・・・!!

とても家の状況が心配になってきた。

ちょっと心配になった朝ですが、チェックアウトに向けていろいろあるので朝食後フロントに。
この日はもうトレイルは歩かないだろう・・・と、ぴよぴよがインドネシアの民族服・・・アオザイみたいな・・・?、ワンピースを着てフロントに顔を出したものだから、珍しがられ、カワイイカワイイと褒められる。

Cimg1136

森の中のフロント。

今回は、ここですぐにチェックアウトではなくて翌朝2時にチェックアウトなのです。
そのため、チェックアウト前日からチェックアウト方法について打ち合わせる必要があったわけです。

たどたどしいながらも会話して、絵葉書用のスタンプ買って、チェックアウト方法について話をしたりして。

さて、今日は車を5時までに返却せねばならない。
それまでに今日しようとしていること。

買い物。

まあ、お土産購入ですね。

セドナ市街に下りていく間に、いつも通過している展望台がある。
ミドレイ・ブリッジの展望台である。

ブライヤーパッチインの隣を流れるオーククリークの下流で、この部分ではかなり深い峡谷になっている。

P1070651

ここから下まで降りるトレイルもあるようだが、今日はパス。

セドナの街に入り、これまで何度となく通った、バーシャス、フロンティアなどのスーパーへ行ったり、アップタウンのこれまで何度か行った店にもう一度顔を出したりする。

アメリカ製革ジャンがほしかったり。
「Take A HIKE!」って大きく書かれた赤土色のTシャツがほしかったり。
セドナ産やココペリのラベルのワインがほしかったり。

各自いろいろ買いだして、宿に一旦もどる。
ゆっくりと昼食をとり、午後は車を返しにいく。
母は残って、「晩御飯の準備しているから」と。

レンタカーを返す前には、やっぱり給油。
NANAさん紹介の「セドナで一番安いガソリンスタンド」へ。

アメリカのガソリンスタンドは大体がセルフ方式である。
クレジットカードを通して、給油するスタイルがほとんどなのだが。

カードを受け付けてもらえない。

よくよく見ると、プリペイドカード専用。
そうか、だから安いのか。

現金払いも出来るようなのでそちらを選択。
ガボカボとガソリンを飲むこの車、満タンまで20ガロンぐらい一気に給油してしまった。
20ガロンって・・・80リットル近いんだけど???
やはりアメ車は大食いである。

重くて、ドアを閉めるときになぞの警告音が鳴って、どんどん右に曲がっていく、ちょっとイマイチな車だったがこれは決してレンタカー屋が悪いわけじゃない。
日本車がすばらしすぎるのだ、ということにしておく。

そんなイマイチな車だったがもうすぐお別れとなると寂しいものだ。

レンタカー屋はセドナ空港のすぐそば。
エアポート・ビスタからの眺めを満喫しながら、少々名残惜しくなる。

P1070659

ああ、終わっちゃうんだなぁ・・・と。

ほどなくしてレンタカーを返却。
空港の飛行機とパチリとして、レンタカー屋のママさんとホテルまで戻る。
・・・って、
今まで乗っていた車で帰るのか。
このレンタカー屋で一番大きい車なのか・・・。

「どう、楽しかった?どこに行ったの?」
「グランドキャニオンと、セドナのトレイルに行きました。すごく楽しかったです。」
「スライドロックは行った?」
「行かなかったです。でも、レッドロッククロッシングに2回行きました。
 とても気に入りました。」
「そう、今度来たときはスライドロックに行くといいわよ、私は子供とよく行くの。」
「お姉さんはセドナの出身なんですか?」
「私はアラスカ出身なの。ダンナと一緒にセドナに来たの」
・・・
などなど、しばらくおしゃべりしながらあっという間に宿に戻る。

「じゃあね、バイバイ」



あああーっ!
わすれものーっ!

必死で走って、バンに追いつく。
ぴよぴよが車に乗るときに常に使用している、腰当クッションを忘れてしまったのであった。
これが無いと帰りの飛行機が大変。

笑われながら、もう一度挨拶して別れた。

部屋に戻ると早めの晩御飯の準備が大体出来ていた。
後はパスタをゆでるだけ。

まだ明るい晩御飯。
しかし、冷蔵庫にいっぱい残っていたワインをあけるべく「努力」する。
適当に作ったパスタ、以前の冷凍食品の残りを使ったのだがこれがどうもベタベタしてしまっていて少々失敗。
父、のどに詰まらせてもがく。
ごめん、それ仕上げたの俺だわ。

「そばを作るときに水で締めるように、パスタもゆで汁からあげたらお湯でゆで汁を落としたほうがくっつかなくていいかもね」
などと、正しいかどうかわからない会話をしながら酔っ払う。

日も暮れてきたので花火決行。
内緒で線香花火を日本から持参していたのである。

酔っ払っているせいか、それともアリゾナの気候のせいか、線香花火の玉はすぐに落ちてしまう。
なかなか最後まで達成できない。

日が暮れてあまり時間が経っていない・・・とはいっても9時ぐらいにはなっているのである。
翌朝3時にはピックアップがきてしまうことを考えると、そろそろ寝なくてはいけない。

ここで気になるコッコロ通信。
「今日も寝室のドアが開いていました。
 前日、2匹が寝室の外にいるのを確認して閉めておいたのですがなぜかあいていました。」
ううむ・・・もう考えるのはやめよう・・・。

消灯し、あっさり寝る。

・・・2時。
目覚ましの音で起きる。
ほかのヒトの出発準備の音が聞こえてきた。
が、ワタシはあらかた準備が終わっていて、ズボンをはきかえる程度だ。
もう一眠りする。

15分もすると、ピックアップの方が到着しているとの話を聞く。

起き上がって、準備を終わらせて車に荷物を積み込む。

車に乗ってしばらくは起きていたのだが世間は真夜中。
明け方のサワロサボテンを見よう、と思っていたもののみごと撃沈。
空港に5時ごろ到着したが・・・まだ世間は暗く、サボテンは見えなかった。

乗り込み前に確認。
「日本を出るときに、窓口のところで荷物を預けるとTSAロックでも破壊されるって聞きましたが、こちらではどうですか?」
「うーん、半年くらい前まではそういう事故もあったみたいですが、今は聞かないですね」

というわけで、安心して預ける。

さて、ここでトラブル発生。
どうも今回は飛行機運がない。
乗り換えの成田行きのチケットが発券できないらしいのだ。

原因は機材の調達が遅れ、座席が決まっていないせいだという。

仕方なくフェニックスを後にし、サンフランシスコ空港で発券を試みることにする。

サンフランシスコ着。
ディスプレイで自分たちの乗る便を確認すると、とりあえずゲートは決まっている様子。
ゲートに移動してみる。

しかし、そこには係員は不在で、チケット発券はできなそうだ。
ゲートで発券できないとなると、以前のようにインフォメーションセンターなどに移動すれば発券できるのではないかと思い移動。

途中、搭乗航空会社のラウンジを発見。
一応いってみよう、とラウンジの案内人にチケット発券をお願いしてみる。
・・・と、とりあえずワタシの分は発券してもらえた。が、
「あとはゲートのところで発券してもらってくれ」
と態度が変化。
まあ、ファーストクラスの乗客じゃないから当然といえば当然か。

ゲートに戻るが、まだ係員はいない。
それであれば、別のターミナルだが前回利用したチケットセンターまで移動してみることにした。

10分くらい歩いただろうか。
前回、ばたばたしたチケットセンター周辺についた。
ここには自動チェックイン機もある。
さっそく自動チェックインを試みると・・・あっさり発券できた。

よろこんでゲートに戻ると、係員が到着したらしい。
我々と同じようにチケットが発券できなかった乗客が行列していた。
チケットセンターまで移動して正解であった。

買い物を30分くらいしてもどってくると・・・
あれ?さっき、ゲート係員行列の先頭にいたおばちゃんがまだ話をしている。
というより、クレームをつけている。
どうやら行列が長いというよりこのおばちゃんがトラブルを起こしていたらしい。

なんにしても、チケットセンターまで移動して正解であった。

戻ってからも前回の反省から、しょっちゅうゲートナンバーを確認する。
必要以上に。

無事飛び立った帰りの飛行機は穏やかに、ぐっすり眠ることができました。

日本到着。
ああ、ずっと座っているのも疲れるなぁと手荷物預かりで伸びをしながら待つ。

やがて各自の手荷物が戻ってくる。

あれ?錠がない?

Nec_0446
なにもスーツケース破壊して錠をとらなくても・・・。

TSAロックつけていたのに、ほかのみんなもつけていたのに一人だけ破壊されました。
TSAのホームページに出ている錠だったのに・・・。

文句が言いたかったが、そこにいる係員は日本の係員であって、文句を言う相手はアメリカの空港の係員である。ここでぶうぶう言っても意味がない。

仕方なく引き下がる。

バスに乗って帰宅。
さて、コッコロニーノは元気にしているかな?

扉を開けると、やはり寝室の扉が開いている。
寝室では・・・ベッドの上で横になって、こっちを見ている2匹。

こちらの存在に気がつくと、特にコッコロが
「にゃ~わ、にゃ~わ」
と、ぴよぴよのそばで鳴き続けている。
おお、さびしかったんだね。そうかそうか。

寝室に粗相した様子はなく、どうやら私たちを探しに入り込んだ様子。
家庭内ノラかと思っていたが、飼い主がいないとそれなりにさびしいらしい。

最後はネコネタで締めになってしまったが、長いようで短かった今回の旅行。
これまでにない、海外で車を運転する、という楽しみを見つけた旅でもあり、多少ならば英語のやり取りも出来ると自信を持てた旅でもあった。

また、こうした旅行をしてみたいものだが、次は何年後になることやら・・・。

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2009年8月 9日 (日)

赤い岩の郷(くに) ~アリゾナ旅行記 五日目

アンテロープキャニオン行きを挫折した五日目。

前日の花火の余韻に浸りながらのんびり起きる。

今日はまずはベルロック・ビスタへ。
ベルロックはセドナの街の南にあり、南側からこの街に入ると「ここからが街の入り口」と示す目印のような岩である。
この岩からが赤い岩の森であると。

取っ手のついたベルのような・・・たとえば、ホテルのフロントなどで「チリン」と鳴らすような・・・ベルの形をしたこの岩山は、セドナ4大ボルテックスの一つに数えられる。

本来は頂上まで登るものらしいが、そこまでやる気はない。
ガイドブックなどによると、駐車場から少し歩くと展望台があり眺めがすばらしいという。

駐車場に着くと、目の前にベルロックが。

P1070625

すぐ横にはトレイルの入り口がある。
展望台まではすぐ?というので歩いてみる。

P1070628

トレイルは整備されていて、なんとMTB走行可。
平らな道がベルロックに向かって続く。

・・・熱いよ!

暑い、ではなくて、熱い。
日差しが凶暴。
途中の木陰で一休み。

その後もしばらく歩くと、ベルロックのふもとについてしまった。
近くでみるとなお大きく感じるのだが、広角レンズなしでは捕らえられない。

中腹の岩の陰で休む。

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別にしんどくて倒れているわけではありません。
とけぴよ。

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背景がすごいのでものすごく岩登りしている感じだが、別にそうでもない。
ただ壁にしがみついているだけ。

しばらく休んで、戻る。

結構歩いたんだな・・・と思いながら歩いて戻ると、母遅れる。
暑さにやられたのか、歩きにやられたのか。
他の3人がぴんぴんしているのがいけないのか。

車を十分冷やして、ショッピングモール・ヒルサイドセドナへ。
このショッピングモールは芸術品関係が多い。
お土産にするにはちょっと難しい?のだが、ネコのタイル絵購入している人一名。

このモールは早めに切り上げて、「テラカパキ」へ。
こちらも美術品関係のショッピングモール。
メキシコ風?それともスペイン風?の外壁、インテリアで統一された、きれいなショッピングモールである。

余談ではあるが、テラカパキは下の写真の通り「TLAQUEPAQUE」と書く。
この街はメキシコに近いせいか、明らかに英語発音ではないものが多数ある。
これをぴよぴよが発音できずに苦しむ。・・・って、カタカナすら言えてないないだろ??

最後には「てらぱき」になってました。寺?

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外装といい、町並み?といい美しい。
緑と外壁の色が大変マッチしている。

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美術品が云々というより、町並みを歩いているだけでも楽しい。
途中、絵を展示している店に入ったが美しいセドナの自然を題材にした油絵がいっぱいあった。当然オリジナルは高いがコピーならお手ごろ価格。
とは言ってもウン万だが。ちょっと欲しかったけど、買えない。
店のお姉さんとしばらく会話。
さすが観光客慣れしていて、私のようなたどたどしい英語でも相手をしてもらえる。
お姉さんのお土産用お勧め、セドナの赤い岩で作ったキャンドルスタンドを購入。

1時間ほどの自由行動の後に合流。
昼ごはんにする。

このテラカパキには美術品以外にも魅力がある。
ここは地ビールの工房でもあるのだ。
・・・というわけで、ビール飲み比べ。
父よ、今日一日ハンドルは任せた。
(ああ、ナビに徹していて良かった。)

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小さなジョッキがいっぱい。

Cimg1104

バーベキューチキン。
でかい。うまい。父と二人掛かりで食べて、十分おなかいっぱい。

たっぷり昼ご飯を終えて、アップタウン経由で一旦宿へ。
アップタウンは・・・どうも父、バイクに乗る用に革製品が欲しくて仕方なかったらしい。
メイドインアメリカにこだわって革ジャン、ベルトなどを物色。

「でもね、みんなメイドインチャイナなんだ。やっぱりせっかくアメリカに来たんだからメイドインアメリカがいいんだけど高くって。」

そう、高いからチャイナで作るんだよね。

さて、ココで宿に戻ったのは。
母、ダウン。

朝のベルロックがよほど堪えたのか、それともここのところ毎日トレイル歩きしているのが堪えたのか。
「私、部屋で本読んでひっくり返っているから好きなところ行って来て」
別にすねてしまったわけではないのだが、お手上げ感を感じる。

熱射病だけではきっとここまで参らないだろう。
ただでさえぷよぷよして体重が重くて、一時はひざを壊したり転んで大腿骨を折ったりしたりしていて、回復したとはいえ歩きすぎたか。

一同宿で小休止し、3人は夕方の水遊び準備。
レッドロック州立公園へ向かう準備。

レッドロック州立公園は先日訪れたレッドロッククロッシングの近くにある。
89Aを西に向かうと近い入り口があるようだが、手元のマップだとレッドロッククロッシングから行く道までしか載っていない。

そこで、レッドロッククロッシング経由で向かう。
レッドロッククロッシングを過ぎると赤いダートロードが始まった。
ああ、レンタカーの条件の一つに「ジープロードを走ってはならない」ってのがあったのに・・・。また走っちゃった・・・。

やっとたどり着いたレッドロック州立公園。
しかし、入り口には「泳げません」の表示。

とりあえず、「泳げなくても中に入ってみるか」とゲートへ。
しかし、係員と話していると、州立公園の入場は有料であることが分かる。
有料で、泳げない。
係員の「泳ぎたければレッドロッククロッシングに行ったほうがいいよ」との薦めにより、元の道を戻る。

先日に続いてまた来ちゃった、レッドロッククロッシング。
NANAさんに先日の話をしたら、
「もっと奥までいけば川を飛び石で渡れるところとかあるのに」
との話だったので、奥まで歩いてみる。

確かに、飛び石で渡れる場所がある。
が、前回の場所がもっとも眺めが良かったのでそっちへ戻る。

Cimg1110

前回よりちょっと奥の場所。
せせらぎとカセドラルロックが並び映る。

「ちょっと、川に足まで入って、写真とるから」
と、こんな景色をバックに恐れ多くも入河。

すべる

あああ・・・・

ドボンッ

滑って全身河の中へ。
立ち上がろうにもコケが滑って立てず、泳いで川岸へ。
うーん。泳ぎに自信がない人ならおぼれるかもしれんな。

はい、チーズ♪

Cimg1111

みごとびしょびしょ。

この日は前回よりも水が澄んでいたので眺めがよりすばらしかった。

Cimg1124
逆さカセドラルロック。

Cimg1122

近くにいた子供たちがつんだケルン?と、水辺に映る雲。

あまりに眺めのいい日だったので、カメラマンたちが集まってきた。

P1070646

なんか見えないルールがあるらしく、一列になって徐々に撮影ラインを下げて移動してくる。お互いが相手の写真の中に入らないように配慮しているらしい。

浅瀬の中にはザリガニが!
あのアメリカザリガニではなくて、もうすこしエビっぽい感じで、はさみが小さい。
枝でつんつんしながら、えびぞりバック推進を観察。
ぴよぴよはこのバック推進は初めて見たらしい。

乾いた気候に私の服もあっさり乾いて、7時近くなったので退散。
この地域はどうも8時過ぎでもまだ明るい。

帰りに「ピカソズ・グルメ・ピザ」でピザ購入。
クリスピーな生地にたっぷりな具でとてもおいしいらしい。
メニューを見ながら「ザ・ボルテックス」をいただくことにした。
(まー、なんと地元的な名称。)

しばらく店内で待ち、受け取り。
「『ぱーみじゃー』はつけますか?」
え?
「『ぱーみじゃー』って何?」
店員さんはチーズと唐辛子を見せてくれた。
ああ、パルミジャーノね。
英語発音だと『ぱーみじゃー』になっちゃうのね。

部屋に戻って、ご飯の準備をする。
・・・あれ?父が居ない。
「水汲んでくるって」
いやいや、夜の分の水はあるではないか。
その後も全然もどってこない。

1時間経過。もどってきた。
「ついでだから洗車してきた」

えええ・・・・
せっかくのクリスピーな生地がべしゃべしゃに、あつあつだったピザが常温になっちゃったじゃないか・・・。

ぶうぶう言いながら電子レンジで温めて食べる。

それでもうまいから救われたが。

セドナ滞在もあと1日。
夕方には車を返さなきゃいけないから、観光ができるのは残りわずかになってしまった。

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2009年8月 2日 (日)

赤い岩の郷(くに) ~アリゾナ旅行記 四日目 トレイル三昧

さてさて、四日目。

いつもの朝食をいただきながらのんびりとした朝を過ごす。

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相変わらずキッシュは絶品。
毎日ちょっとづつ違っているのだが、どれもおいしい。

今日はアメリカの独立記念日である。
朝食会場もにぎわっている。

休日なのでヨガの講座も開かれている。
別に日常ヨガをやるわけではないのだが、この自然の中で体を動かすのは楽しそうだ。
参加はしないが。

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さてさて、今日はNANAさんのガイド2回目。
9時にNANAさんの自宅前集合である。

ご飯を終わって、部屋に戻って準備。
・・・ぴよぴよが、フロントに行って戻ってこない!

約束の9時になってしまった。
父がNANAさんに遅れる旨を電話する。
「あ、もしもし、今ちょっと遅れているんだけど、
セドナにハーレーのレンタルが
あるみたいなんだけど、
明日一日借りられるか分かります?

・・・電話の趣旨変わってるよ!!!
結局、ハーレーのレンタルは事務所がセドナにあるものの、実際にバイクが置いてあるのはフラッグスタッフで、今日借りたりするのは難しいらしい。
あきらめる。

遅くなったがぴよぴよ合流。
宿のマスターと積もる話をしていたらしい。
・・・英語で。
エライ。

NANAさんの家に着いて、今日のドライブ開始。
セドナの街を西に行き、ドライクリークロードを北上。
途中からは未舗装路、ジープロードとなる。
ハンドルを握るのは父。
「あの、ここからは私が運転しましょうか」
NANAさんが言うのだが
「いや、いい」
と断る父。
ある程度スピードを出したほうが車が揺れない、とのアドバイスに絶好調なハンドルさばきになっていく。
・・・楽しんでいるでしょう???

心配になるくらい長いジープロードの末にたどり着く駐車場。
とても我々だけではたどり着くことの出来ない道だ。
ワイパーを見てみたらこんなことになっていた。

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酸化鉄を含む脆い砂岩が砕けて出来た砂の粒子が非常に細かいため、このようなことになるのだという。

着いたところはホナンキ遺跡。
1万年以上前にネイティブアメリカンが住んでいた岩場の遺跡である。
彼らは雨よけになる岩の影に日干し煉瓦を積み上げて住居を作ってすごしていたそうである。しかも驚いたことに2階建て、3階建てになっていたらしい。

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巨大な岩に圧倒されながらそのふもとに向かうと、レンガ積みの住居跡が見えてくる。
現在は崩れてしまっているが、これは時による風化ではなくて西洋人の侵略の跡らしい。

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壁には当時の住民たちが儀式の際に書いたと思われる壁画がある。
白いもの、黒いものなどあるがこれは時代と部族による変化らしい。
一番古いものは炭素同位法により1万年以上前のものだと分かっているのだとか。
4大文明以前の時代ですな。

壁画にはいろいろな当時の記録・記憶・想いがこめられていると考えられているらしい。
異常に尻尾が長く描かれている絵があるが、これは、獲物となった動物たちの魂が抜けて成仏(?)することを願うもの、動物への感謝の気持ちを示すものだと考えられているらしい。

右はアメリカ西部からメキシコまで広くで描かれている「ココペリ」といわれる神の姿。
子宝の神でもあるらしい。

そのほかにも、月と並び描かれる太陽とは異なる星・・・超新星爆発の記録などが描かれている。
しかし、文字文化を持たない民族だったため、多くの絵に対してはっきりしたことは分かっていないらしい。

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また、西洋人が現れた記録として、ネイティブが描いた物と思われる馬に乗るヒトの絵や、この場所に訪れたと西洋人の落書きなどもある。落書きとは言っても400年の歴史を持つ、不名誉な歴史的落書きである。
右の写真は手すりの根元についていたモニュメント。もちろん現代人の作品。
かわいらしい。

NANAさんの解説をじっくり聞いていたら結構いい時間になってしまった。

さて、帰りの車の中で。
NANAさんは今回はガイドとして活躍しているが、絵本作家としても活躍している。
「でね、日本に戻るときに、私に会いたいって人たちがいて、数人とご飯のつもりだったんだけど結局30人~40人くらいになっちゃったの」
「学校で私の絵本を取り上げてくれた人がいて、そこから口コミで広がって周りの学校でも紹介されたみたいで、講演会お願いされたんだけどそういう経験ないからどうしていいか分からなくって」
大人気である。

字にするとなんか自慢話っぽくなってしまうが、決してそういう感じはしない。
確かに、なにかそういう言葉に言い表せないオーラがある。

そのオーラのせいか、セドナの街中に友達が多い。

昼食はご飯は「マゴカフェ」という韓国料理に行ったがこちらも友達がシェフをやっているそうである。
おみやげ物の店、インディアンジュエリーの店、料理店、宿・・・
そこらじゅうに友達がいるのである。

午後はもういちどドライクリークロードへ。
こちらはNANAさんのとっておき、内緒のトレイルである。
というわけで写真はちょっとだけ。

P1070606

これは苔の一種・・・だと思う。
上の方が緑になっているが、通常は下の方の茶色い表面をしている。
水をかけるととたんに開いてきて、このように緑色になってあたかも「よみがえってきた」感じである。
こういった生き物が多くいるので、トレイル外をみだりに歩いてはならない。

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トレイルによく現れる、トカゲちゃん。
色鮮やかである。

NANAさんの「世界ふし○発見!」風なトレイルクイズを楽しんでいると、あっさりと目的の岩場へ。
半球状をした不思議な岩場である。
この半球の一番奥で祈ると願いが叶う、というネイティブの聖地とのこと。

願いについて。
「友達で、亡くなってから偉大な酋長だったことを知ったんだけど、その酋長が願いについて『ニンジンを植えるようなものだ』っていうのね。

ニンジンは植えただけでは芽は出てこなくって、水をあげたり肥料をあげたりしながら、ニンジンが生えてくる姿を期待し続けることが大切で、それと願いは似ているっていうのね。

願ったことはそれでおしまいじゃなくて、その願いが叶うようにずっと信じて疑わないこと、そして願いが成就するように努力し続けることが大切だ、っていうのね。

確かにそれはそのとおりで、私もここで願って、その夢のためにがんばっていたらこうして今回の本が出版できたの。」

確かに、その通りだと思います。
願っただけで必ず叶うなんて都合のいい話はない。

願いの気持ちに背中を押してくれる処。
願いの中に自分自身を見つける処。
願いとともに生まれ変わる処。
そういうところなのでしょう。

・・・で、その願いが叶って出来上がった本が気になる方はコチラ。 本の解説はコチラ。
セドナと北アリゾナの魅力がいっぱいの写真とエッセイがつづられております。
帰国後に届きましたが、大切に眺めております。

すばらしいトレイルと遺跡に案内していただいたNANAさんには感謝いっぱいであります。
それ以外にも、我々の無茶な質問とかを聞いていただいて大変感謝しております。
もし、このページを見てセドナに行ってみたくなったヒトはぜひコチラのHPからお邪魔してみてください。

この日にはもう1イベント。
独立記念日を祝って花火があるという。
花火が開催されるコットンウッドに、サンドイッチ持参で向かう。

夕日が落ちたのは8時近く。
なかなか始まらない花火だったが、周りの人々が芝生の上に陣取っているので我々も仰向けに寝転んで待つ。
9時を回ったころにいきなりスタート。
激しく連発で花火が上がる。
「やっぱり日本の花火ほど繊細じゃない」
と注文をつける父。
しかし、それに対し余りある豪快さ。
いうならば、火力で勝負である。
日本の花火だと大体途中で休みが入るものだが、ここのは1時間ぶっ続けに打ちあがり続ける。息つく暇もなく連発、連発。

あまりに間近なため、時折燃えカスが降ってくる。
それでもあまり気にならない、豪快な花火の連続。

日本の花火は確かに繊細で、タイミングとかを考えたすばらしいものがある。
しかしこの豪快な連発ぶりには、これはこれで恐れ入った。
帰りの渋滞も、なんだか余韻の中なのであまり苦痛ではなかった。

・・・すまん。写真はうまく取れなかったのでナシ。

非常に満足した一日。
さて翌日はアンテロープキャニオンのつもりだったが。
↓こんな谷。最大で深さ30mにもなるが幅がほとんどない谷。
砂岩を雨水が浸食した姿は非常に芸術的である。

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・・・遠い!!!
なにしろ、片道3~4時間で、見学はわずか30分。
周辺にも見所があることはあるが、グランドキャニオンみたく長時間にわたって楽しめるところではない。
しかもNANAさん情報によると、この季節はヒトがおおくて谷の中でぎゅうぎゅう詰めだとか。

・・・挫折した。

セドナで遊ぶほうに力をいれることに。
花火の感想と翌日のプランを話し合いながら、夜を過ごした。

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2009年7月25日 (土)

赤い岩の郷(くに) ~アリゾナ旅行記 三日目

帰りが遅い上に、宴会しておそくなってしまった二日目。

「冷凍食品なら簡単でしょ」
が大間違い。
なかなか凝ったものだったらしく、

3分温め×3回。
これを4~5品。


しかも、温め終わった後にふたの開け方を変えたり、かき混ぜたりと手がかかる。
これだけいろいろやるのであれば普通に作っても大して時間差がなかったのではないだろうかと思う。

が、それはそれで結構おいしくて(特にハンバーグがうまかった)、満足して寝たのだった。

さて、三日目はそんな夜の後なので、
「9時に朝食でいいか」
コース。
もともと、ロングドライブが想定される日の翌日・前日は行程がらくになるように予定を組んでいる。

延々寝るワタクシ。

「ぶべー、ぶべー」

・・・なにやらぴよぴよが新しい遊びをみつけたらしい。
ぶべぶべささやきながら枕元に歩み寄ってきた。
ぶべー、ぶべーはきっとなにかの鳴きまねだろう。

話を聞くと、私が眠りこけている間にどうやらこのBriar Patch Innで飼育されている羊と仲良くなったようだ。
その鳴きまねらしい。
しかし、「めぇぇぇ」ではないのか??

とりあえずは朝食に出かける。
Briar Patch Innは前にも述べたが各部屋がコテージのように分離されている。
私たちの部屋は朝食のあるofficeからは離れているが、その間に森のなかを歩いて行ける。今日のような晴れた日にはとてもいいロケーションである。
(雨の日は・・・想像しちゃいけません。)

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こんな感じの広場とかもある。
ここでヨガのレッスンとかもやっている。

officeに付くと各種朝食が並んでいた。
各自、好きなものをとるバイキングスタイルである。
ついついいろいろとってしまう。

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並べ方も雰囲気があって良い。
品のいい紳士が朝食の内容の説明をする。
当然英語ですが。

各自トレーを持って庭へ。
オーククリーク沿いの広場に、ウッドのチェアーとテーブルが用意されている。
ギターの生演奏なんかもあって、普段の朝食がなんなのか分からないぐらいゆっくりとした朝食の時間が流れている。
なんかやたらいいところに来てしまった気分である。

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だいぶ食べた後だが・・・。

どれもおいしいのだが、特にキッシュがうまい。
ここの朝食はパンもキッシュもすべて自家製。
ついつい食べ過ぎて、胃袋がパンパンになる。
小麦粉系が多いのでついついオレンジジュースもいっぱいいただいて、癖になる。
・・・アメリカ的朝食に洗脳されている???

さて、満足な朝食を済ませて帰りに羊たちのところに寄る。
広場に放されていて、近づくと寄ってきた。
め゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」
・・・まあ、ぶべー、に聞こえなくはない。

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ある本では「人見知りな羊」とあったが、相手にもよるのかもしれない。
でも・・・ワタクシも触れたぞ???

さてさて、今日の予定。
アップタウンでショッピングをし、そのほかセドナ内のボルテックスに行ってみようというもの。
だいぶこの街の地図も覚えてきたワタクシはナビ役。

最初にアップタウンへ。
あんまり部屋でのんびりしたものだからもう昼である。
せっかくアメリカ南部に来ているので、メキシコ料理を食べに行く。

行ったのはアップタウンの「OAXACA」。
なんて読むんだ、とツッコミたくなるのだが、「オハカ」と読む。

こちらではなんとサボテンのステーキが食べられる。
うまいかどうかはともかくとして話の種に食べてみようかと。
さてさて、メニューを見ながら。
「あの あの あの テキーラ飲んでいい?」
・・・実はテキーラ好きのぴよぴよ。
どうも本場のテキーラに我慢できなかったらしい。
結局はテキーラそのものではなく、テキーラ・マルガリータをいただいていた。

さてさて、注文がきた。

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ほんとうに、サボテンのステーキだ・・・。緑ぃ。

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タコスだって大ボリュームです。

テキーラを注文しない3名はコーヒーを。
・・・あれ?
なんかアルコールっぽい?

どうやら、コーヒーのメニューなんだがすべてアルコール入りだったらしい。
よくよく読むとこれはカルーア入り。
他のものもテキーラ入りだったり、ブランデー入りだったり。

うーん。ぐいぐい飲むわけにはいかんな。

サボテンのほうは・・・なんか、
「いとひき刺身こんにゃく」
って感じ。好んで食べるほどではないかな。

タコスのほうはさすが本場(間近)。
おいしかった。トルティヤにパクチーもありなんだなぁと関心。

食後はしばらくアップタウンで買い物。
自由時間とする。

ぴよぴよはビジターセンターでマップを貰おうとすると・・・
係員のおじちゃんのセドナ自慢話に延々つかまった。

その間、私はパンフレット集め。
①本気のマウンテンバイクレンタルがあるらしい。
 MTBの本場であることは分かっていたが、この街にはかなり本気のMTBレンタルがあるらしい。
 近所のトレイルもMTB走行可のものとそうでないものが明確に分けられていて、管理されている。
 この環境でMTBに乗れたらどれほど楽しいだろう、と思うが、一人で借りても意味がないので止める。

②ハーレー専門のバイクレンタルがあるらしい。
 街中にバイクレンタルがあるのは見ていたが、まさかハーレー専門店があるとは。
 ハーレーにあこがれるアメリカンバイクライダー(でもホンダ車)の父に、次の旅行の参考に、と思いパンフレット持ち帰り。

自由時間はあっというまに終わって、午後最初の狙いは
「チャペル・オブ・ホーリークロス」。

地図の縮尺が怪しく、少々心配になる距離を経て到着。

あまり多くを語るより写真をいっぱい貼っておこうかと思う。
Cimg0912Cimg0914_3

絶壁に建つ「チャペル・オブ・ホーリークロス」。
教会としてはあまりに奇抜なデザインだったため他の場所に建設しようとしたときには許可が下りなかったとか。

Cimg0902 Cimg0897

チャペル・オブ・ホーリークロスに向かって右手には左写真の岩山が並ぶ。
特に真ん中の岩は女性が赤ん坊を抱いているようだ、ということで「マドンナロック」と言われているそうな。いや、アノ人ではないですよ。
右手は教会の中から。

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1ドル払うとろうそくに火を入れて祈ることもできます。教会ですから。

ところでこの教会は、キリスト教のみならず宗派を問わない、祈りの場所と聞いたのだがとてもキリスト教色が強かったような気がする。

次はボイントンキャニオンへ。
ボイントンキャニオンは4大ボルテックスの一つ。
ただ、これまでに見たブログなどでは
「行きかたが分かりにくい」
との話が。

そこで先日NANAさんに道を聞いておいた。
おかげでさくさくとトレイルの入り口に・・・
着かなかった。

「1/2マイル先右へ」
の看板以来、右に道らしきものがない。
そのまま進んでいくと、ゲートがある。
RED ROCK PASSを見せると、ゲートのナイスガイが
「ココはエンチャントメントリゾートです。
ボイントンキャニオンに行きたいのなら折り返して、少し行ったところだよ。」
と教えてくれる。
ゲートをあけてもらい、折り返す。

なんとなく副音声で、
「ヘィガイズ、ココは高級リゾート地だ。お前たちのようなハイカーが来るところじゃないぜ。出直して来い」
なんて言われているのを想像してしまいような高級リゾートだった。

折り返して細心の注意を払っていると・・・
ブッシュの隙間に確かに道があった。ジープロードが。

駐車場に車を停めて歩き始める。
Cimg0918 Cimg0921_2

トレイルは看板がはっきりしていて間違いにくい。
・・・トレイルの名前さえちゃんと抑えていれば。
右はヤシの一種らしい。めがねをつけてみたのは・・・絵葉書でこんなのがあって、
「いや、何を作ったんだか」
と思っていたらそのまんまの植物が生えていることに気がつき、ついついめがねつけて撮影。
この植物の葉でザルを作ったりできるらしい。
さらには根っこはシャンプーになるらしい。
アレ、ですよ。禿にならない、ナバホ族のシャンプーですよ。
アレの原料。

でも、そもそもナバホ族には頻繁にシャンプーする習慣はないらしい。
そりゃ、この渇水地帯だもんな。
遺伝100%に一票。

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トレイルは延々赤い。
岩が露出している箇所もある。
マウンテンバイクがどうしてハードパックな路面+高速化へと走っていたのかよく分かる道。
日本のトレイルみたく急斜面でもドロドロでもないんだ。ともかく、硬くて速い路面。
そしてガレ場。
ガレガレの場所をMTB用語でウォッシュということがあるが、あれはこっちの枯れ川のことらしい。
右はボイントンキャニオンと向かい合って立つ「カチーナウーマン」という岩。

途中、道を誤りNANAさんが忠告していた
「すばらしいけどすごく長くて大変なトレイル」
に入って、戻ってくる。

Img_0711

エンチャントメントリゾートの向こうにボイントンキャニオンを望む。

このとき、登っていた岩山がカチーナウーマンと向かい合う男性性の岩だったとは・・・
恐れ多くもロッククライミングしちゃった。

帰りにはもう一度アップタウンに寄って、買い物して帰る。

そして宿の自炊ご飯。今日は・・・
白米と鶏肉の味噌焼き。
和食じゃ・・・。

さてさて、今日貰ってきたハーレー専門のバイクレンタル話題がこの夕食中に過熱。
「明日、乗ろうかなぁ・・・」
本気らしい。
またもう一方で、前回の景色の変わらないドライブに挫折気味な我々。
ここから片道3~4時間、見られる時間30分のアンテロープキャニオンに行くかどうかの議論に。

気ままな旅とはいえ、大幅な予定変更はなかなか難しいものだ。
翌日はNANAさんのガイド第二回である。
NANAさんの意見も聞きながらまとめることにしよう。うん。

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2009年7月20日 (月)

赤い岩の郷(くに) ~アリゾナ旅行記 二日目-2 いざ、グランドキャニオン

Briar Patch Innを出た我々は一路、89Aを北へ。
いつもの水汲み場に寄り道した後、峠道を登る。

登りきると右手に「オーク・クリーク・キャニオン・ビスタ」が現れる。
とりあえず名所があれば止まる。
レンタカーならではの気ままなたびである。
・・・レンタカーゆえ、気がつかないで素通りすることもあるが。

Photo
↑これ

眺めのほうは、手付かずの自然を見渡すことができるがさほど遠くまでは見えない。

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ただ、長い年月で小川が台地を削っていった様はよく分かる。
どうしてこうも、平らな台地に急峻な峡谷が現れるのか。
日本だったらもっとなだらかな山なり谷なりになっていただろう。
大陸ゆえの変わった景色が広がる。

ここにはネイティブ系ジュエリーショップが出店としてならでいた。

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なかなかセンスのいい品が並ぶ。
母、ここで一個購入。

トイレ休憩を済ませて再び出発。
台地の登りきった我々の周りには針葉樹の植生が広がる。
まるで北海道のようである。

ぼーっと走っているとほどなくフラッグスタッフの町に入る。
地図上では道なりに走っていれば180に入るはずなのだが。

直進していたら行き止まりになった。

さて気を取り直して、地図を見直して
「きっとここで90°に曲がっているのが、この交差点だったんだな」
と方向修正。89Aにもどる。

そして180に入る・・・はずだったのだが、どうもおかしい。
歴史的道路、ルート66と180、さらには89Aが一本の道??
しかも、フリーウェイの40号が平行している。
そのうち、左手に日光が当たり始める。

おかしいだろ。
北上していて、午前中になぜ左手に日光??

絶対南下している。

「運転変わろう、ナビしてくれ」
父が運転交代を申し出る。
確かに、私は地図を予習してきたのでナビの方がよいかもしれない。
逆に父は目が悪いので遠くの標識が読めない。

地図を見直して気がつく。
元の道を戻る。
ライダーである父が走りたがっていたルート66をちょっと堪能。

さて、そろそろ右折なのだが・・・やっぱり、標識がない。
このあたりのはずなのだがまったく分からない。
「道、聞いてこようか?」
英語圏でも「分からないとすぐ人に聞く」ことを恐れないぴよぴよは立派だ。
しかし、私としても方向も「このあたりを右折」なのも分かっているのにいまさら聞くのはなんか負けの気分である。
「そういえば、さっきこのあたりに看板があったけど」
母が言う。
運転していた私には長文すぎて読めなかったやつだ。

確認のため、もう一度切り返してみると。

「グランドキャニオン ・・・・・(この間4行ぐらい)・・・・この後左折」
ってかいてある看板があることに気がついたのだが・・・

何本も左折があって、どこを左折か、ぜんぜんわからん。
逆から来たら、なんの看板もない。


これでは、どうも間違えても仕方ない。
左折側を注視していたら、小さく小さく「180」とかいてある看板を見つけた。
左折。

この後のドライブで気がついたのだが、この地域にはこの手のトラップが多い。
「○○ このあと1/2マイル先右折」
みたいな看板はあるのだが、その右折の部分にはなにもかいていないことが多い。
何本も右折があって・・・どれを曲がったらいいんだ、一体。

やっとのことで180に入る。

Photo_2

この後、風景が変わらない道が1時間以上つづく。
針葉樹の森は終わり、ヒトの背丈ほどの潅木だけが生えた土地が広がる。
見渡す限り、地平線にほぼ一直線の道が広がる。

これには参った。
時差ぼけ集団、ドライバーを除いてほとんど眠りにつく(爆)。

いつしか、車はグランドキャニオン寸前の町、ツシヤンへ。
ここにはグランドキャニオン空港がある。

日本では空港というと、新幹線や特急が止まる駅よりもさらに大きな、一大交通拠点だがアメリカではそうでもないらしい。

一部のお金持ちたちが自前のセスナやヘリを留めている場所と思えばいいだろうか。
日本で言えば、ヨットハーバーみたいなイメージだ。

さて、このグランドキャニオン空港は観光ヘリの拠点らしい。

「グランドキャニオン行きのヘリに乗れるか聞いてこよう」
あれあれ?行く前に、ヘリじゃなくてバスで回るって決まらなかったっけ???
そうは言っても、言い出すと止まらない父である。
とりあえず交渉。
Cimg0800_3

結果、2時間待ちで6人そろうまでは運行されないとのこと。
それならば、現地に行ってバスに乗ったほうがよいと判断。
空港を後にする。

そろそろ昼時。
ツシヤンのなにやらウエスタンな店でピザを注文する。
「グランドキャニオンピザ」
と言う割には、4種類のトッピングを自由に選べ、というもので、ひとつも乗せないとチーズと生地しかないもの。つまり、完全オーダーメードピザであると。

そんななのであまり期待していなかったのだが、これが予想外にうまい。
さすがファストフードの国である。侮ってはいけない。
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腹を満たして、25ドル払ってゲートをくぐるといよいよグランドキャニオン国立公園。
なかなか駐車スペースがないのだが、右手にはちょろちょろともう谷の対岸が見える。

少々大きめの駐車場に車を止めた我々。
ここからはシャトルバスで移動する。
Photo_2

↑この中の水色ルートに止める もっと拡大

ここで父は、西の「ハーミッツ・レスト」行きのバスにすぐ乗り換えて、各展望台を回るプランを提案する。

しかし私も調べている。
その前にブライトエンジェルロッジ前で降りて、リムトレイルを歩きながら観光しつつハーミッツレスト行きの停留所まで移動するプランを提案。
これに決まる。

で、バスを降りたらいきなりこんなである。

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残念ながら曇っているのだが、平地に中にいきなり谷である。
対岸は最低でも6kmも離れているらしく、立体感とかはすでにわからない。
谷の向こうに絵または写真が貼ってあるような錯覚に陥る。
もはや感動するとかどうとかってより、偉大すぎてよくわからなくなる。

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↑こんな感じで谷底まで続く、ブライトエンジェルトレイル。
谷底まで行くには丸一日かかるらしく、谷底の宿を予約しておくのが必ず必要。

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こんな九十九折れが延々続く。
MTBでドリフトかましながら下ろうとか思っちゃダメ。
カチーナ(ネイティブ信仰の神)の崇りに遭います。

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下の方にトレイルが見える。
あんなところまで行くのか・・・
この部分かどうかは知らないが、谷底までは最大1400mあるとか。
確実に死ねる。

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↑谷を横に見ると、それ以外は地平線が見えるくらいずーっと平野。
高原の中にいきなり谷が出来ているのである。

バスで移動しながら各ビューポイントを回る。
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途中、上着が必要なくらい寒かったがようやく日が差してくる。
日が差すと陰影がはっきりして、絵のようだった風景がとたんに立体感を増していく。

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時折遠くにコロラド川が見える。
この細い川がこの峡谷を作り上げたのかと思うとビビる。

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日本だと秋空の雲みたいだが、こちらでは雨季を寸前に控えた空。
しかし、むしろ気持ちのいい空だ

さてさて、この壮大な風景に当たった?ヒト2名。

①母
 どうやら、途中途中のトレイル歩きがぷよぷよした体には応えたらしい。
 意外と高い標高に心肺能力が不足。
 すぐにバクバクになる。

②ぴよぴよ
 寒かったり暑かったりで応えたらしい。
 それとも、車酔い?
 「車に戻って休む」と主張。

そろそろハーミッツレスト行きのバスも終点に近いのでここで折り返して車に戻る。
あとは車でも行けるビューポイント2箇所へ。

しかし。
さすがに、5時間も谷を見ていると飽きてくるものである。
時間もすでに6時。
宿に戻る時間を考慮して帰路に就く。

さて、帰路。

ね・・・眠い・・・。

ただでさえ、3時起きの団体。
その上、ずっと同じような道が続く。
クルーズコントロールは速度を自動制御してくれてラクチンだが、ついにはアクセルコントロールすらしなくなるのでなにもすることがなくなる。
やることといえば、だんだん右に寄っていくハンドルの修正くらいのものである。

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↑ずっとこんな道

途中で感動的な夕焼けで一休みする。

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往路では迷ったフラッグスタッフ。
ここでガソリンを給油。

アメリカのスタンドは大抵セルフである。
それならば、日本でもいつも行っているぜ、と思いきや、カードが通らない。

なんでだろ、と繰り返しチャレンジしていると、
店内のキャッシャーで払って、と店のオネーチャンが言いにきた。

ここで父が英会話チャレンジ。
この日は夜が遅いのでスーパーの惣菜コーナーで買い出して宿で晩御飯する予定。
できれば、このフラッグスタッフで買出しができればいちいちセドナの街まで出る必要がなくなる。

・・・玉砕。
ぴよぴよの助けを呼ぶ。

「2マイル先の右側にあるから」
どうやら聞き取れたのか?父。
いや・・・
2マイル先はすでに高速入り口でした。

後日談によると、
「2件先っていっていたような気がするんだよなぁ~」
byぴよぴよ。

そんなわけでセドナの街まで繰り出して買出し。
「出来合いの惣菜でいいから」
というぴよぴよの言葉に反し、
「これならすぐ出来る」
と冷凍食品を買い漁る我々。
帰ってから電子レンジはフル稼働となる。

そんなこんなで、ばたばたと暮れていくブライヤーパッチインの初日。
翌日こそ、ちゃんとこの宿を紹介しようと思う。

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